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御嶽山噴火 心肺停止と死亡の違いとは?? [ニュース]

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http://mainichi.jp/select/news/20140928k0000m040116000c.htmlより引用



9月27日に噴火した御嶽山。

突然の噴火により 登山を楽しんでいた多くの方が怪我をし、
または亡くなるという大変痛ましい自然災害となっています。

日々、ニュースで伝えられる行方不明者の数や死者・心肺停止の方・・・。

ご家族の方の気持ちを考えるととても辛いですね。


ニュースを見て思ったのですが、

「死者」と「心肺停止」

一体 どう違うのでしょうか??


心肺停止は死亡といってはいけないのか??


心肺停止とは??


心肺停止(しんぱいていし)は、心臓と呼吸が止まった状態。
CPAともいう(Cardiopulmonary arrestの略)。

心臓の動きが先に止まる場合と、肺の動き(呼吸)が先に止まる
場合とがあるが、いずれの場合でも放置しておけば必ず両者は合併し
「心肺停止状態」となる。しかし蘇生の可能性が残されているため
死亡状態ではない。

脳に血が行かなくなるため、手遅れになるとたとえ命は助かっても
脳死状態になる危険があるので、この状態に陥った患者に対しては、
人工呼吸や心臓マッサージなど迅速な救命措置が必要である。
心肺蘇生法はCPR(Cardiopulmonary resuscitation)と呼ぶ。


Wikipediaから引用

私は「心臓と呼吸が止まる=死亡」と 思っていたのですが、
それだけでは「死亡」と 位置づけてはいけないのですね。

心拍と呼吸が止まっていても蘇生の可能性が残されている限りは
「死亡」とはならないということです。


死亡とは??


「死亡」という言葉は「死を意味する言葉」であるようです。

死(し、英語: death)とは、
命がなくなること[1]。生命がなくなること[2]。生命が存在しない状態[2]。

ただし、何をもって人間の死とするのか、その判定や定義は文化、
時代、分野などにより様々である。(→「死亡の判定・定義」節を参照)

一旦は命が無いとされる状態になったが、再び生きている状態に戻った
場合、途中の「死」とされた状態を「仮死」や「仮死状態」という。
伝統的に宗教、哲学、神学が死を扱ってきた。近年では、死生学、法学、
法医学、生物学等々も死に関係している。死の後ろに様々な言葉をつなげ、
様々なニュアンスを表現している。例えば「死亡」「死去」「死没」などがある。


Wikipediaから引用


心肺停止を死亡としてしまうといろいろな面でも不都合が生じてしまう
様です。

医者が確認して死亡宣告をしなくても心肺停止=死亡としてしまうと
事故などで心肺停止した状態になると

「戸籍がなくなる」
「相続が開始される」
「健康保険が停止される」 

などが行われ、もし蘇生したとなった時も
戸籍がなくなれば 社会的な保障が受けられません。
相続が行われれば 配偶者や子供に財産が相続されて無一文になる。
健康保険がなくなり、その後の治療費はすべて実費になる。

などなど、いろいろな問題が起こってしまうようです。


人の「死」というものは悲しいものですが、それだけでなく
いろいろなことがからみあってくるものだったのですね。


メディアが「心肺停止」という言葉を使う理由がよくわかりました。




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